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Federer Express

dai-14-suke
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受けのテニス
06/13 16:25
現実を直視すべし
06/12 20:10

受けのテニス

フェデラーが全仏決勝でナダルに勝てなかったの理由は、
ローマでチャンスを逃したからだと思う。

ファイナルセットで2本のマッチポイントをつかんだもの
の、いずれもフォアのミスで失った。1本はイージーな
ボールだったらしい。

ローマ決勝は5時間に及び、土の上でナダルをそこまで
追い詰めたから、次は勝てる…ファンはそう思ってしまった。
フェデラー自身も試合後、「かなり接近した」と
語った。でも本当に、自信になったのだろうか。

フェデラーが負けた試合で思い出すのは、昨年の全豪
準決勝、対サフィン戦。4セットでマッチポイントを
つかんだものの絶妙のロブでしのがれ、5セット目も
がけっぷちから追いついたが最後は7-9で涙をのんだ。

この試合は、通販でDVDを買って何度も見ているのだが、
最近のフェデラーとは違う。動きの速さ、判断の早さ、
ショットの躍動感、目のギラギラ度…すべてがこの時の
方が上回っている。

じゃあ、最近の試合はどうか。今年の全豪の決勝は、
勝利スピーチで重圧から解放されて涙を見せた。
試合も、受けのテニスだった。横綱相撲とも言えるかも
しれない。ただ、これまでのフェデラーのゲームとは
懸け離れていた。

メンタルの強さも王者の由縁、とされているが、
私はフェデラーは、本当は強くないとみている。
ウインブルドンやグランドスラムで何度勝っても
泣く姿を見ていると。それでも勝っているのは、
やはりテニスの才能に恵まれているからだろう。

だが、これからは頂上の位置を維持していかなけれ
ばならない。それは、才能だけでは難しい。
だからフェデラー自身、「努力」をたびたび口に
している。ただこれは、メンタルの弱さの裏返し
ではないか。「努力しているから負けるはずはない」
と、自らに言い聞かせるための。

すぐやってくるウインブルドン。王座を守ることが
できるか。才能に裏打ちされた本能のテニスを見たい
のがファン心理だが…耐える2週間になりそうだ。
日記 | 投稿者 dai-14-suke 16:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
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